教養委員会・講演会報告
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講演会報告 「ストレス時代をのりきる為に」11月6日(土) 講師 日本産業カウンセラー協会北海道支部 桑原 富美恵氏
当日は、雨模様であいにくのお天気でしたが参加された皆さんはとても熱心に講演に耳を傾けられており、多くの質問も寄せられました。
〈講演のなかから ストレスは、古代から変わらぬ人間の課題、ということは文明がいくら発達しようと、心の有り様はかわっていない。 ストレスは、誰にでも、いつでもある。しかし、知識があると乗り越えられる。 こころの健康問題への対応 ・共有出来る人と話す ・ネットワークをつくる ・人間は他人と話しながら整理する、情報化している ・聞く側になったら→ほとんどの人は、助けたいと思い自分の経験を話そうとするか、又は評価をしようとするが、大切なのは言う側の想いをださせること ・人→他と比べて優位でいたい→生存本能 ・言っている言葉と、心の中にある感情は別の時もある 対応の基本 ・なぜ励ましてはいけないのか…ガンバレ とは自分のやってることが足りないので、ガンバレと言われているのかとうけとる ・気分転換と休養…ねむる、ゆっくりだらだらと過ごす
互いに尊重し合う関係作り…お互い支え合って生きていってほしい ・「私はいるだけで意味がある」 ・「あなたはいるだけで意味がある」
桑原先生のとても穏やかな雰囲気と、やさしく親しみのあるお話に90分がとても短く感じられました。参加者は、お天気のせいか58名ほどでした。ストレスを知りうまく付き合い、暮らしていくために子ども達にも聞かせたい、講演でした。 輔仁会館まで足を運んでくださいました参加者のみなさん、ありがとうございました。 報告 furukawa
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Date: 2004/12/02 |
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