在校生座談会 西高について語れ!

【登場人物紹介】

 浅利 君
3年7組 (恵明中出身) 水泳部部長

 佐藤 さん
2年4組 (新陵中出身) 現生徒会長

 眞野 さん
3年6組 (常盤中出身) 前生徒会長

 加藤 君
3年7組 (向陵中出身) オーケストラ部部長

チャレンジする高校時代!キミは何に燃える!?

浅利 ぼくの場合は西高祭と水泳。1、2年の時は高体連で参加できなかったから、西高祭は今年が最初で最後。水泳は小さい頃からやってきたので、今年にかける思いは強い。高2の夏の合宿とインターハイは燃えた!あとは地理の先生に薦められカンボジアへ旅行したのがとても印象深かった。

佐藤 私は中学の時も生徒会に所属していましたが、西高での生徒会活動は本当に生徒が中心なんです。全生徒で1つ1つの行事を作り上げるという実感があります。最近は西高祭の準備や会議で、毎日へとへとですが、思いを同じくするメンバーと一緒に、助け合いながら活動できる時間は、最高に楽しいです!

眞野 生徒会長として運営に携わった西高祭が、やはり一番燃えましたね。もちろん大変ですけど、さまざまな経験を通して得るものがありました。

加藤 ぼくはオーケストラ部の活動です。今は高文連に向けて練習してますが、4月に入ったばかりの1年生も出場します。初心者も多く、始めて2ヶ月で普通にオケの曲を演奏するのは本当に大変。高文連が終われば、3年生は西高祭での演奏と定期演奏会で引退。最後の演奏会は絶対満足のいく出来にしたい!

西高の授業はどんな感じ? 効率的な勉強のコツを教えて!

浅利 部活と勉強の両立はやっぱり大変。でも、忙しさを言い訳にするのは、かっこ悪いので1年の時は必死でした。1年の間さえ頑張れば、2年からはペースを守っていくだけです。勉強は通学時の電車内とか朝の30分とか、隙間時間を見つけて集中します。後は授業をしっかり聞く。西高はいい先生が多いので授業を聞いてないと、1日50分 × 6 = 300分の無駄になっちゃいます。先生のちょっとした雑談が印象深くて授業に身が入ります。

佐藤 西高での授業は、中学時代に比べて格段に中身が濃いです。生徒の授業に取り組む姿勢も真面目で、真剣。「授業が重要」というのを強く感じます。私も先生の脱線話が面白くて、聞き入ってしまいます。今は、部活も忙しく勉強する時間がなかなか取れませんが、通学時などの隙間時間をうまく利用しています。

眞野 通学に1時間以上かかるところに住んでいるので、 隙間の時間を上手に利用するように心がけています。単語などの暗記物は地下鉄の中でしかやらないくらい。西高は授業をとても大切にするので、予習をしっかりして、授業に集中するのがいちばん重要。授業で出されたプリント課題はとても役立ちます。

加藤 中学では勉強しなくても成績のいい人はいたけど、高校で結果を出してる人は皆かなり努力をしている人です。勉強の習慣が身についていて、先生に言われたことを継続して出来る人が強い。簡単なことじゃないし、中学時代からの習慣づけって大事だったんだなぁと今思っています。西高は自由な校風だけど、勉強面については、先生の面倒見がすごくいいです。小テストや考査に追試があったりするのもその表れ。

西高イズムを象徴する西高祭、「やることはやる。やるときはやる。やれるだけやる。」西高実行精神について語れ!!

浅利 西高実行精神は、僕がこの学校を選んだ最大の理由。けじめをつけ全力を出すのは難しいですが大事なこと。西高祭はまさに実践の場。学祭って当日がメインのようで、実は準備期間が一番楽しい。いろいろな人と仲良くなっちゃうチャンス!本番に出たことないぼくがいうのもなんですけど。

佐藤 西高生を見ていると、長年、先輩たちが受け継いできた伝統ある精神は、今でもしっかり根付いていると感じます。西高祭は楽しい思い出しかないです。どの生徒も、みんなキラキラしていました。準備期間は、実に様々なことが起きるので、クラスメイトとの仲が深まります。また、当日の3日間は本当にかけがえのない時間となります。個人的には行灯行列が印象的で、大声を出して自分のクラスの行灯をアピールしました。西高祭を見に来てくれる、小学生の笑顔もかわいかったです。

眞野 実行精神を「言葉」として意識する場面は少ないけれど、先輩方の姿から自然と教わって受け継がれていくものだと思う。昨年は、運営する側として参加した西高祭だったので、終わったときは達成感より安堵の気持ちでいっぱいでした。執行部員みんなで夜遅くまで会議をしたり、資料を作成したり、部員の絆が深まるきっかけになりました。

加藤 西高実行精神の意図する「メリハリ」が、一番あらわれる行事が西高祭。みんなクラスや部活の出し物、勉強もあるし大変だけど、それぞれで優先順位をつけて頑張っている。色々なことに全力で取り組めるところは西高生のいいところだと思います。

自由な校風の西高で、どう過ごすかことがいちばん大事?

浅利 西高のモットーは自由ですが、自由っていうのはとても難しい。自由は自律ができて初めて成立するもの。部活が忙しいからといって勉強も手を抜けない。やりたいことをやるには、まず自分を律する必要があります。

佐藤 規則が厳しくない分、生徒自身が自由について考え理解している気がします。一人ひとりの個性が大いに引き出され、西高独自の魅力的な雰囲気がつくられている。約9割の人がクラブに加入しているのも、自由に自分を表現できる校風のお陰だと思います。

眞野 服装などが自由であることから「制限のない学校」と思われがちですが、実際は学祭のルールもどこよりも厳しいし、時間厳守だったりもするので、決して「すべて自由」とは言えないと思う。しかし、「自由自律」を求められる中で、生徒が自ら率先して様々な活動に取り組んでいけるのは、西高ならではです。

加藤 オーケストラ部は西高の自由な校風をそのまま反映したような部です。合奏の時以外の練習は全部自由参加だから、個人で吹けるように弾けるように管理する必要がある。部活に対する意識はそれぞれで違うし、部員が90人以上いるから1つにまとまるのは難しいけど、8月の演奏会が近づいてくると自然とみんな良い演奏がしたい、という気持ちになって、練習への取り組み方が真剣になる。去年の定期演奏会は素晴らしい出来で、演奏していて本当に楽しかったです。

勉強も青春も思いっきり満喫したいなら西高へ!!

浅利 きっかけは、なんでもいいと思います。西高に入りたいと思ったらすぐ行動しましょう。西高生活は自由だからこそ自分次第です。

佐藤 自分のやりたいことを、思いっきりやれるところが西高です。勉強の量も多いですが、その分、楽しい行事も盛りだくさんです。個性溢れる仲間と一緒に高校生活を120%楽しみたい人、大歓迎です。

眞野 先生も生徒も「一人ひとりが自分の意思や意見をしっかり持つ」という点では、他の高校に負けないと思う。自分自身も刺激を受けて、今までとは全然違った自分を発見できるかもしれない。ある意味「変わり者」に会うことができるのが、西高の魅力。

加藤 自由ってことはそれだけ責任も重いということ。僕自身西高に入って、周りの大人に頼らずに自分で考えて行動しなくてはならない場面が増えました。でも、そういう場面をたくさん経験することで自分自身の成長にもつながったと思う。西高は人間的に成長するための場にもなると思います。

※大好き西高2011より転載しました。

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