卒業生が語る 西高ってこんなトコ

北海道大学 医学部医学科 一年


熊谷 さん (向陵中出身)

「かけがえのない3年間」

僕にとっての西高について話をしたいと思います。西高といえば「自由」を思い浮かべる人が多いと思います。西高祭に代表される行事は自分たちで創り上げます。仲間たちと築き上げた思い出は本当に貴重で忘れられないものです。西高は部活も盛んです。3年間部活をやりきったときには人間として大きく成長できると思います。ただ、何でも自由というわけにはいきません。勉強などをしっかり自分で考えて行動していかなくてはいけないときもあります。自由には責任が伴うのです。ただ、西高には困ったときに手助けしてくれる先生方がいます。西高の授業を聞いていれば自然と力がついています。質問にも丁寧に答えてくれます。

僕は今、北大の一年生として教養課程を勉強しています。専門は2年次からなので今から楽しみです。最後に自分が志望校に入れたのは、やっぱり西高での生活があったからだと思います。皆さんも是非、西高で充実した生活を送って下さい。

東京大学 理科二類 一年


栗原 さん (向陵中出身)

「環境(西高)を充分に活用しよう!!」

西高生活一番印象に残っているのは、個性的な先生がたです。民族衣装を着て授業する先生や、毎朝廊下を掃除しながら生徒に挨拶してくださる先生、白衣に白髪という真っ白な先生。どの先生も生徒思いで、熱意をもって指導してくださいます。そんな先生の指導の下、物理学では全国大会、生物学と化学では国際オリンピックに参加し、有意義な経験ができました。

東京大学に入学した今、子供たちや一般の人たちに理科実験を見せるサークルに入っています。そのサークルには西高時代の化学部の先輩もいて、化学部で理科教室をやった経験も活かしながら活動しています。また、科学オリンピックで知り合った友達と話したり、一緒にフィールドに出かけたりして、充実した大学生活を送っています。

将来は生物学の研究者を目指していますが、この夢を追いかけているのは、西高での3年間があったからです。みなさんも西高でやりたいことを見つけてください。

京都大学 経済学部経済学科 一年


石垣 さん (白石中出身)

「西高の当たり前」

西高の素晴らしいところを紹介させてもらいます。最初に挙げたいのが、「本当の意味での自由」の存在です。何をしても許されるというのは、単なる甘えにすぎません。西高に存在するのは、「責任ある自由」であって、そうした甘えとは一線を画します。この「責任ある自由」の存在こそが、西高の最大の特徴であり、魅力です。また、次に僕が魅力的だと感じるのは、生徒のモチベーションがとても高いことです。部活動、学校行事、受験勉強など、向かうベクトルは人それぞれですが、誰もがやる気に満ち溢れています。誰もがやるべきことを見つけ、やれるときにやれるだけやろうとしているのが、西高では当たり前なのです。

僕は今、京都大学に通っています。西高で過ごした3年間は、僕に自信と目標をくれました。僕は、いつか日本を背負ってたつような人材になることを目指し、この京都の地で、「やれることをやれるだけ」やって、日々を過ごしています。

※これらの記事は2013年度 大好き西高冊子から転載したものです。

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